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一里塚とは、旅人と人馬の休憩場所の目印として日本橋を起点に街道の両側に1里(約4km)ごとに設けられた塚のことです。塚の周りには松や榎、欅などの樹木が植えられています。
市場一里塚は、日本橋から5里(20km)の場所にあり、市内で最初の一里塚で、京浜方面では唯一残っている史跡です。
〈市場の一里塚〉
こちらの写真の奥に見えるのが、市場一里塚です。
明治9年(1877)、地租改正にあたり払下げられ、左側の塚が現存しています。
現在も塚の頂部には、樹木が残っています。
昭和8年(1933)6月に「武州橘樹具郡市場村一里塚」の碑が建設され、平成元年(1989)には、横浜市地域文化財として登録されました。