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道念稲荷神社は、生麦駅から東に600mに位置する稲荷神社です。
この神社は、山梨県の身延山の奥にある、大蛇が蛇に化身したという話が伝えられている七面山で修業をした道念和尚が、生麦に立ち寄った際に建立したといわれています。
こちらは、横浜市指定無形民俗文化財となっている「蛇も蚊も祭り」の様子を表した標識です。
「蛇も蚊も祭り」とは、萱で作った長大な蛇体を若者や子どもが担ぎ、「蛇も蚊も出たけ 日よりの雨け 出たけ 出たけ」と大声で唱えながら町内を歩くというものです。
昔から大蛇を担ぐと身体が丈夫になると言われており、この祭りは約300年前に悪疫が流行したとき、萱で作った蛇体に悪霊を封じ込めて海に流したことに始まると伝えられています。
端年の節句の行事とされ、近年は6月の第1日曜日に行われるようになっています。
上の写真は、「蛇も蚊も祭り」の様子です。